不動産を購入するとき、必ず行われる「重要事項説明」。
正直なところ、「文字が多い」「専門用語が多い」
「とりあえず聞いてサインするもの」
という印象を持たれがちです。
先日重要事項説明についての研修に伺った際でもおっしゃられてたのが
不動産取引でのトラブルでも重要事項説明に関してのトラブルが半数近くにもなるとの事・・・。
知らなかったでは取り返しのつかない場合も!?
とても大切な重要事項説明ですがすべてを完璧に理解する必要はありせん。
ただし、ここだけは意識して聞いてほしいポイントがあります。
① 周辺環境・将来変わる可能性のある点
重要事項説明には、
・前面道路
・用途地域
・周辺施設
・条例による制限
などが記載されています。
特に注意したいのは、
「今は静かでも、将来変わる可能性がある要素」です。
例としては、
・近くに商業地域がある
・幹線道路が近い
・空き地や駐車場が多い
これらは「現状問題ない」ことが多いですが、
将来の建築や用途変更で環境が変わる可能性があります。
② 境界・越境・承諾に関する記載
境界や越境に関する説明は、聞き流されやすい項目の一つです。
しかしここは、売却時・建替え時に影響が出やすいポイントでもあります。
・ブロック塀
・雨樋
・擁壁
・フェンス
「今すぐ困らない」ことと「将来問題にならない」ことは別です。
少しでも分かりにくければ、その場で遠慮なく確認することをおすすめします。
③ 契約解除・違約に関する条件
契約後に「こんなはずじゃなかった」
となりやすいのがこの部分です。
・手付解除の期限
・ローン特約
・違約金の内容
特に、「いつまでなら白紙解除できるのか」
「どの条件で解除できなくなるのか」
は必ず確認しておきたいところです。
最後に
重要事項説明は、
「難しい話を聞かされる時間」ではなく、
自分を守るための説明です。
すべて理解しようとしなくても構いません。
ただ、「気になるところをその場で聞く」
これだけで、後悔のリスクは大きく下がります。
もし説明を受けていて「よく分からないけど、まあいいか」
と思った箇所があれば、そこが一番大事なポイントかもしれません。