こんにちは!藤村です。
最近、「中古マンションを購入して、自分好みにリノベーションしたい」というお客様が増えています。
新築にはない味わいや自由度が魅力で、実際にご相談を受ける機会もここ数年でぐっと増えました。
ただ、リノベーション前提でマンションを選ぶ場合には、
「どんな物件でも自由にできるわけではない」という点に注意が必要です。
直せるところ・直せないところ
室内の壁紙や床材、キッチンなどの設備は自由に交換できますが、
「構造壁」や「配管ルート」などは変更できないケースが多く、間取り変更の制限になることもあります。
また、マンションの「管理規約」で工事範囲や時間が細かく決められている場合もあるため、
契約前に必ず確認しておくのが安心です。
“建物の管理状態”も大切なチェックポイント
リノベーションをしても、共用部分の老朽化や修繕積立金の不足があると、将来的な資産価値に影響します。
専有部分は自分で直せても、建物全体の管理や修繕計画は変えられません。
購入時は「室内の状態」だけでなく、「管理組合がしっかりしているか」も見るのがおすすめです。
まとめ
リノベ前提の中古マンション購入は、
“古さをマイナス”ではなく“可能性”として楽しめる買い方です。
構造や管理状況をきちんと見極めて選べば、
新築以上に満足できる「自分らしい住まい」をつくることができます。